一級建築士の私から見たインテリアプランナーとは
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(つづき)
100㎡といえば小さい建売住宅の規模くらいはあります。
仕事柄限られた空間をいかに有効活用するかのノウハウはあっても、家一軒分にも相当する広さの、日常生活と絡まない豪華な空間などどう提案していいのか全くわからず、勿論スイートルームなど見たこともない私に知識も経験もあるはずがなく、手も足も出ない設計製図試験でした。
自分の引き出しが全く無い分野はつらいです。
そのときに、インテリアプランナーに求められる能力は私には無いと理解しました。
今は試験制度も大きく変わり、設計製図試験もそこまで体力消耗させるものではなさそうです。
ではお前も再チャレンジするか?と聞かれたら、否と答えます。
私は元々インテリアが好きで好きでたまらないという傾向ではなく、建築士の中の一部としか受け止めていなかったので、仕事でコーディネーター業務をするようになってからも、本当は大して興味もないのに仕事絡みだからやむを得ず勉強した、というのが正直なところです。
好きこそものの上手なれ、とはよくいったもので、好きでないことをいくら頑張っても意味はないのです。
仮にインテリアプランナーの資格を取得しても、今後私がインテリアを専門に仕事することはないでしょう。
それなら、私にとっては不要な資格で、更新がある分負担になるだけのものです。
仕事に関わる資格とは、意地や見栄ではなく、本人の強い希望と必要性で取得するものです。
だから私はインテリアプランナーの取得は断念しました。