一級建築士の私から見たインテリアプランナーとは
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インテリアプランナーという職業をご存じですか?
人間が生活していく上で必要な3つの要素(衣食住)のうち、最優先が食で衣はその次、住は更にその次という位置付けです。
近い過去に、とりあえず食べていくことを考えなくてはならなかった時代を持つ日本で、住が後回しになったのはしかたのないことですが。
住の中でもインテリアは最近出てきた分野なので、その定義自体がなかなか漠然としてつかみどころのないものです。
日本人の住環境の変化に伴って徐々にその重要性が認識されだしたというところです。
建築物がハード面ならインテリアはソフト面、建築物と中の人間を繋ぐものであり、直接人の目や手に触れて空間の居心地良さを左右します。
また、住宅の場合はインテリアの仕事は単に内装決めに留まらず、住まい方全般に及びます。
だからインテリアを仕事にするには、インテリアに対する興味が強く、知識豊富であるだけでなく、生活経験も豊かであることが理想的です。
インテリア関係の仕事で必要なのは、幅広い知識と豊かな経験と対人能力(人が相手の仕事である以上は)に裏付けられた総合的な能力で、これに資格があれば尚良いと思われます。
インテリアは女性向けの仕事と思われがちですが、本当にそうでしょうか?
日常生活に快適さを求める点において、男女の区別などないでしょう。
建築物が建つか建たないかというレベルから頭を悩ませなくてはならない男性にとって、内装だの住まい方だのというのは瑣末事で、そんなどうでもいい、面倒くさいことは、喜んでやりたがる女性に任せておけばいい、と思われていたというのが実状ではないのでしょうか?
建築関係は広範囲にわたる仕事だから、男女に関係なく得意不得意はあると思います。
インテリアが好きで得意な男性もいるし、構造が大好きな女性もいるでしょう。
単純に「女性向け」といわれるのは激しい違和感を覚えます。