一級建築士の私から見たインテリアプランナーとは
私は一級建築士の資格を持っています。インテリアプランナー受験を決めたのは、一種の抵抗運動でした。私がインテリアプランナーについて思うことを書きました。
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(つづき)
100㎡といえば小さい建売住宅の規模くらいはあります。
仕事柄限られた空間をいかに有効活用するかのノウハウはあっても、家一軒分にも相当する広さの、日常生活と絡まない豪華な空間などどう提案していいのか全くわからず、勿論スイートルームなど見たこともない私に知識も経験もあるはずがなく、手も足も出ない設計製図試験でした。
自分の引き出しが全く無い分野はつらいです。
そのときに、インテリアプランナーに求められる能力は私には無いと理解しました。
今は試験制度も大きく変わり、設計製図試験もそこまで体力消耗させるものではなさそうです。
ではお前も再チャレンジするか?と聞かれたら、否と答えます。
私は一級建築士の資格を持っています。
インテリアプランナー受験を決めたのは、一種の抵抗運動でした。
「女性なら建築士よりコーディネーターの方が理想的」という圧力に屈するのは絶対嫌で、単なる通産省(当時)の認定資格に過ぎず建築の世界では隙間産業扱い、受験資格など無いも同然でヒマな主婦が大挙して受験に臨むような資格を取れと言われるくらいなら、建設省(当時)の定めるれっきとした国家資格で受験資格も(当時は)厳しく、ちゃんとその存在を認めてもらえるインテリアプランナーの認定を取ろう、と思ったのです。(暴言の数々、お許しください)
仕事一般に言えることですが、プライドを持って仕事をする姿勢が大事です。インテリアプランナーは、その希少性と専門性の高さで一目おかれる存在ですから(特に地方の現場では少ないらしいです)、尊重され、意見を求められることもしばしばであり、より高いレベルの知識と経験を求められる仕事の場で実力を発揮する機会に恵まれることもあります。やりがいがある分、期待される以上の結果を出さないといけないのはプレッシャーでもあるようですが。そして中にはどんどんキャリアを積んでいって、現場を離れて指導的立場に移っている人もあるくらいですから、本人のやる気と実力次第でいくらでも世界は開けていけると申せましょう。